千葉市動物公園で暮らすオスのハシビロコウ、「じっと」。 その名の通り「かなり動かない」ことで知られ、来園者をじっと凝視してくるミステリアスな魅力を持った個体です。
今回は、クールな見た目とは裏腹に、ちょっとお茶目な一面も持ち合わせる「じっと」のプロフィールや見どころをたっぷりご紹介します!

じっとの基本プロフィール
まずはじっとの基本的なプロフィールからご紹介します。
- 名前: じっと(Jitto) – 一般公募にて決定。その名の通り「かなり動かず、じっとこちらを凝視してくる」という、彼のクールで温厚な性格にぴったりの名前です。
- 性別: オス(♂)
- 出身: 不明(タンザニアの港から出港してきた野生個体)
- 来園履歴: 2005年7月22日に千葉市動物公園へ来園しました。
じっとの外見の特徴と見分け方
全体的な羽の色味はさほど濃厚ではなく、美しいシルバー色をしています。頭のチャームポイントである「冠羽(かんう)」は、まっすぐ上にピンと伸びているのが特徴です。
また、オス特有の鋭さとして、クチバシの先端が鋭利な鉤(かぎ)状になっており、過去には他個体のクチバシに穴をあけてしまったこともあるほどの力強さを持っています。
見分ける際の最大のポイントは「右足の赤色のリング」です。「左足が黄色」のしずかと対になっているので、足元に注目してみてください。
じっとの性格と行動
我が道を行く「ゴーイングマイウェイ」
性格はとにかくマイペース。音や周囲の来園者に対しても全く物怖じせず、堂々としています。基本的にはクールで温厚ですが、メスに対しては少し強気に接する亭主関白(?)な傾向があるようです。
実はちょっとお茶目な失敗談も
物怖じしない性格ゆえか、過去には部屋の天井にあるヒーターをクチバシでいじり、引っかかってしまったというお茶目なエピソードも!よほど懲りたのか、それ以来ヒーターには一切触らなくなったそうです。賢いですね。
ダイナミックな動きから目が離せない!
普段は「じっと」している彼ですが、動くときは非常にダイナミックです。
- 日光浴: 翼を大きく広げて日光浴をする姿は圧巻のひとこと!
- 飛翔: 巣に向かって飛ぶ際は、翼を力強く上下に動かし、バサッバサッと迫力ある飛翔音を響かせます。
- 営巣行動: 繁殖期には展示場周辺から自分で巣材を集め、立派な巣の上に登って作業をする姿が見られます(それ以外の時期は平地で過ごすことが多いです)。

【写真館】じっとのベストショット
千葉市動物公園の展示が休止中なので、良い写真が撮影できていません!仮飼育施設にいるそうなので、その様子でご容赦ください…。展示再開したら、また会いたいです!
ハシビロコウの「じっと」が羽繕いしているところをそっと撮ろうとして、気付かれてしまいました。でも普段見えない翼の下の綿羽がよくご覧になれるかと思います!(飼1)#千葉市動物公園#ハシビロコウ#ただいま非公開中#休園日 pic.twitter.com/H5AIlu8AIZ
— 千葉市動物公園【公式】 (@ChibaZoo) May 7, 2026
まとめ
「動かない鳥」というハシビロコウのイメージをそのまま体現しつつ、たまに見せるダイナミックな動きや、ヒーターでの失敗談など、知れば知るほど味が出てくる「じっと」。
運が良ければ、翼を大きく広げた圧巻の日光浴シーンや、迫力ある飛翔音を聞くことができるかもしれません。千葉市動物公園を訪れた際は、ぜひ彼と「じっと」見つめ合う時間を楽しんでみてくださいね。
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