「日本で最も野生に近いハシビロコウが見られる場所は?」と聞かれたら、真っ先に名前が挙がるのが那須どうぶつ王国です。
標高の高い那須高原にありながら、一歩足を踏み入れればそこは熱帯雨林。湿地の空気感の中で、驚くほど間近でハシビロコウを観察できるのが最大の魅力です。今回は、那須の「主」に会うための見どころを徹底解説します。
1. アクセス
那須どうぶつ王国へのアクセスは車が基本で、那須ICから約15分の場所にあります。駐車場は広大ですが、土日祝は混雑する事もあるので早めに行きましょう。なお、那須塩原駅や那須ガーデンアウトレットから予約制の無料シャトルバスも出ているので、公共交通機関派の方はこちらをチェックしましょう!

2. 展示エリア「ウェットランド」:ガラスのない驚きの没入感
ハシビロコウがいるのは、屋内施設の「ウェットランド」です。入国してすぐのエリアにあるため、天候を気にせず真っ先に向かうことができます。
那須の展示スタイルは、他の園とは一線を画します。
- 「ガラスや柵がない」圧倒的な距離感 ウェットランド内は、ハシビロコウが暮らす湿地帯の中に人間がお邪魔するような構造です。すぐ目の前、手を伸ばせば届きそうな距離で彼らが佇んでいる姿は圧巻。
- 熱帯の環境を完全再現 室内は常に暖かく、熱帯の植物が茂り、ワオキツネザルやフラミンゴなど他の動物たちと同じ空間で過ごしています。
- 雨の日でも安心の全天候型 完全屋内施設なので、那須特有の急な雨や霧、冬の寒さを気にせず、心ゆくまで「推し活」に没頭できます。


3. ボンゴの紹介
現在、那須どうぶつ王国のウェットランドで圧倒的な存在感を放っているのが、この子です。
ボンゴ(オス)
- 見分け方: 鋭い眼つきと、頭のてっぺん(中葉寄り)にある冠羽が特徴です。
- 経歴: 2013年に那須にやってきたのち、2014-26年の間は神戸どうぶつ王国にいました。2026年に那須に戻ってからは、那須の「顔」となりつつあります!
- 性格・特徴: ちょっと気分屋さんな一面も。お気に入りの場所にせっせと巣材(草や枝)を運ぶ、マメで愛らしい行動を見せてくれることがあります。
- 観察ポイント: オスらしいがっしりとした体格と、威風堂々とした立ち姿。彼がどこに巣材を運んでいるか、その日の「お気に入りスポット」を探してみてください。


4. 観察をより楽しむためのコツ
① 10時〜11時頃の「朝のルーティン」を狙え
開園直後の早い時間帯は、羽を整えたり、エリア内を移動したりと、比較的動きがあることが多いです。静かな空間でゆっくり向き合いたいなら、午前中がベスト。
② 他の動物との「共演」を楽しむ
ウェットランドでは、ハシビロコウのすぐそばを他の鳥が横切ったりします。他の動物を全く気にせず、我関せずと佇むハシビロコウの「動じない精神」を観察するのも面白いですよ。

5. ショップ紹介:那須限定グッズも充実
那須どうぶつ王国のショップは、ハシビロコウグッズの宝庫です。
特に、ボンゴをモチーフにしたオリジナルグッズや、大人の女性ファンも日常使いしやすいデザインのアイテムは要チェックです。



最後に: 準備メモ
那須どうぶつ王国は非常に広く、ボンゴをじっくり観察した後に、ファームエリアまで移動すると、想像以上に体力を消耗します。遠征を成功させるための「私の推奨ルート」をまとめておきます。
那須は宿泊施設が多いですが、どうぶつ王国へのアクセスの良さが正義です!朝の開園直後のシャッターチャンスを逃さないためにも、移動ストレスのない場所を選びましょう。
私は、こちらのサンバレー那須さんに宿泊をしました。「王国まで車で20分の一本道」というアクセスの良さに加え、北京ダックが絶品の中華ビュッフェがあり、観察後の「自分へのご褒美」に最適でした。子連れファミリーも多く、一人でも家族でも気兼ねなく過ごせる開放的な雰囲気が、ハシビロコウ愛好家にも心地よいはずです。
また、そのほかの準備としては、以下をおすすめします:
- 歩きやすい靴: 王国の自然散策道を使う場合は、多少の山道を通る事も想像されます
- 100円玉: 王国内のエサやり体験の費用は100円玉でお支払いするので、多めに持っていると安心です!
- サングラスと防止: ファームランドのショーは炎天下なので、日焼け対策をお忘れなく
- ネット予約: 時期によりますが、事前のネット予約でしか手に入らない、限定グッズ付の入場プランがあるかもしれません
「動かない鳥」として有名なハシビロコウですが、じっと眺めていると、時折見せるまばたきや、ゆっくりとしたお辞儀のような動きに、不思議と心が解きほぐされていくのを感じます。
都会の喧騒を忘れて、彼らと同じリズムでゆったりとした時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。ぜひ那須どうぶつ王国に足を運んで、ボンゴに会いに行ってくださいね!


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