鋭い眼光に、大きなクチバシ。ハシビロコウの顔は一度見たら忘れられませんが、実は細かいパーツをよく見ると、さらに不思議な生態が見えてきます。今回は、知っているようで知らない『耳・鼻・目』に注目しました。
ハシビロコウの鼻
ハシビロコウの鼻は、くちばしの根本のところにあります。くちばしをよーく見ると、鼻の穴を見つける事ができます。東京ズーネットさんがXに投稿してくれています。
ハシビロコウの鼻はどこ?と質問をいただきました。画像をじっくりごらんください… #鼻孔 pic.twitter.com/qRGd6PNczZ
— 東京ズーネット[公式] (@TokyoZooNet_PR) August 7, 2015
ハシビロコウの耳
ハシビロコウは頭の横のところに耳がついています。普段は毛で覆われていて見えませんが、千葉市動物園公園の飼育担当の方が、ナイスな写真とともに解説をXに投稿されています!
しずかの耳の穴です👂担当になって2ヶ月弱ですが初めて見ることが出来ました。
— 千葉市動物公園【公式】 (@ChibaZoo) May 20, 2025
穴の大きさは100円玉くらいです。
耳は羽毛で覆われていて、このようにかき分けないと見ることができません。また、人のような耳たぶはありません。(飼Ⅰ)#千葉市動物公園 #ハシビロコウ #shoebill pic.twitter.com/PczHVtgn72
ハシビロコウの「目」と瞬膜
最後は『目』です。ハシビロコウと見つめ合っていると、一瞬、目が真っ白になることがありませんか?それは、瞬膜(しゅんまく)と呼ばれる、水平に動くまぶたのようなものです。
瞬膜は、獲物を捕らえるために水中に顔を突っ込む際、目を守る役割を果たしています。いわば、天然のゴーグルのような機能です!また、ハシビロコウはあまり瞬きをしないイメージがありますが、実はこの瞬膜を動かすことで、瞳の潤いを保っているんです。
あの鋭い眼光が、一瞬だけ『無』になる神秘的な瞬間。動物園でじっくり観察していると、意外と頻繁に見ることができますよ。
ハシビロコウが白眼をむいた!?
— 千葉市動物公園【公式】 (@ChibaZoo) October 6, 2024
これは「瞬膜」と言って眼球を保護するために、まぶたとは別にもう一枚膜を持っています。
種によって色が違く、大半の鳥は半透明、潜水性の鳥は透明が多いですが、ハシビロコウの瞬膜は真っ白です。(飼Ⅱ)#千葉市動物公園 #ハシビロコウ #しずか pic.twitter.com/Yej4q2hRH4
さいごに
鼻、耳、そして瞬膜。
動かない鳥と言われるハシビロコウですが、実はそれぞれのパーツが過酷な環境(湿地)で生き抜くためにフル稼働しています。次に会いに行ったときは、ぜひ『耳の穴』や『瞬膜』をその目で探してみてくださいね!
ハシビロコウの色々な姿を眺めたい方は、こちらの本もおすすめです!

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