2026年4月27日にブログを立ち上げました。ハシビロコウに関する情報発信をしていきますので、よろしくお願いします!

【ウガンダ旅行日誌 #1: マバンバ湿地編】野生の眼光に射抜かれる。野生のハシビロコウと出会えた奇跡の5分間

「その鳥は、私の魂をじっと見透かしているようだった。」

2025年8月、私は息子を連れてアフリカ・ウガンダの「マバンバ湿地」に立っていました。

前日のケニアからのフライトは、Air Kenyaの3時間遅延という洗礼を受け、ホテルに転がり込んだのは深夜23時。翌朝は8時集合。睡眠不足で目をこする息子を横目に、「今日、野生のハシビロコウに会えなかったらどうしよう」という不安と、「ついにここまで来た」という高揚感が入り混じった、慌ただしい朝食を済ませて出発しました。

今回は、日本の動物園では決して味わえない、野生のハシビロコウが放つ圧倒的な眼光と、そこに至るまでの「旅のリアル」をお届けします。

港に停泊中の船
目次

湿地を突き進む「手漕ぎボート」の静寂

空港近くのホテルから、港までは車で10分ほど、あっという間につきました。

ただ、マバンバ湿地への道のりは決して楽なものではありません。 まずはエンジン付きのボートに乗り込み、約30分かけて湿地の深部へと移動します。風を切って進む感覚に、少しずつ日常が遠ざかっていくのを感じます。

しかし、ここからが本番。ハシビロコウが潜む繊細な湿地帯を守るため、そして彼らを驚かせないために、小さな「手漕ぎボート」へと乗り換えるのです。

二人のガイドさんが人力で、生い茂る水草を力強くかき分けて進んでくれます。エンジン音が消え、聞こえるのは水をかく音と、鳥たちのさえずりだけ。静寂が辺りを支配します。

突然の邂逅。開始5分で見えた「動かない影」

「野生に会える確率は100%ではない」と聞いていたので、念のため2日間のチャンスを作って予約していました。しかし、その瞬間はあまりにも唐突に訪れます。

ボートを漕ぎ出して、わずか5分。 ガイドが静かに指をさした先に、彼がいました。

野生のハシビロコウ(2025年8月25日撮影)

「いた……!」

思わず声を殺しました。 そこにいたのは、上野や神戸で見慣れているはずの、でも決定的に「何か」が違うハシビロコウでした。

動物園では見られない「野生の眼光」

一番の驚きは、その目つきです。 自由な環境にいるはずなのに、彼は驚くほど動きません。少し向きを変えては、またじーっと水面を凝視する。その繰り返し。

マバンバ湿地にいたハシビロコウ(2025年8月25日撮影)

周りの水鳥が騒がしく動いても、彼は一切動じない。 あの巨大な足があるからこそ、不安定な水草の上でも「王様」のように堂々と立っていられる。その姿は、神々しさすら感じさせるものでした。

私たちは結局、その場で30分ほど滞在しました。 動かない鳥を、動かずに見守る30分。息子はiPhoneのズーム機能を駆使し、私はコンデジで、静かに、でも必死にシャッターを切り続けました。

💡 管理人の撮影メモ
この野生のハシビロコウの写真は『Nikon COOLPIX P950』で撮影しています。難しい設定なしで、手前の金網を消してここまで綺麗に撮れる秘密はこちらの記事で解説しています!

ハシビロコウは動かない

ハシビロコウの横を他の水鳥が通り過ぎようとも、ほとんど動きませんでした。

足元を通る水鳥には気を向けず、ずーっとじっとしていました。笑

← 横にスクロールして、ハシビロコウの『不動』を体験してください →

スクロールできます

ハシビロコウの故郷は「赤道」だった

午後は少し足を伸ばして、ウガンダの赤道標識(Uganda Equator)へ。 ハシビロコウが生きるこの過酷な湿地は、まさに赤道直下の熱いエネルギーに満ちた場所なのだと肌で実感しました。

結び:冒険はまだ始まったばかり

深夜到着からの強行軍でしたが、野生の個体に出会えた喜びで、疲れはどこかへ吹き飛んでいました。 しかし、今回の旅のクライマックスはこれだけではありません。

明日は、いよいよウガンダ野生生物教育センター(UWEC)への潜入レポをお届けします。 なんと、ハシビロコウの檻の中に入り、あの「Sushi」と至近距離で触れ合うという、日本国内では100%不可能な体験が待っていました。

ビクトリア湖の夕暮れ、とても美しかったです

ウガンダ旅行日誌 #2: UWEC編はこちらから!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ハシビロコウを追い続ける、外資系企業に勤める一児のパパ。出張や家族旅行の合間に各地の動物園を巡るのがマイルール。 2025年には息子を連れてウガンダへ野生観察に行きました。 イベント情報から海外情報まで、幅広いハシビロコウについての情報を発信します。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次