【フランクフルト半日観光 #1】ゼンケンベルグ博物館でハシビロコウ剥製を激写

実は今回、ヨーロッパへの出張があったのですが、希望の直行便がまさかの満席…。そこで、フランクフルト経由でヨーロッパ入りすることになりました。 その時ふと閃いたのです。「どうせなら夜発〜早朝着の便でフランクフルトに降り立ち、ビロ活を半日してから次の目的地へ向かえば良いのでは?」と。 こうして、急遽「フランクフルト半日タイムトライアル企画」がスタートしました!

長旅の疲れを癒やすトランジットの裏技から、世界トップクラスの「ゼンケンベルグ自然博物館」でのハシビロコウ探索までたっぷりお届けします。キッズたちの自由研究のヒントになるような大迫力の展示もたくさんありましたよ!

目次

早朝5時のフランクフルト着!タイムトライアルの幕開け

早朝5時過ぎ、フランクフルト空港(FRA)に着陸。スムーズに入国…と思いきや、欧州の新しいパスポート規制の洗礼を受けました。 空港の登録ゾーンには端末が15台以上あるのに、なんと半分以上が故障中(笑)。稼働している4台に長蛇の列ができている上、結局エラーで窓口での手動登録になるという、海外あるあるな波乱のスタートでした。30分くらい並んで、ようやく5時50分くりに入国できました。

【旅のハック:マリオットのポイントで賢くトランジット】
今回は「半日タイムトライアル」の拠点として、マリオットのポイントを使って博物館徒歩圏のFrankfurt Mariott Hotelを1泊分押さえておきました。近くのメッセで展示会が無い時は比較的空いている事が多いそうです。 事前にお願いして対応いただけた16時までのレイトチェックアウトと組み合わせることで、早朝着すぐから出発まで自由に使える拠点となりました。空港からはタクシーで15分ほどと近く、午前6時過ぎにはお部屋に到着し、シャワーを浴びて1Fのラウンジで優雅に朝食。 8時には日課のジョギングに出かけ、機内でカチコチに固まった体をほぐして、いざ出陣の準備は完了です!

いざ!ゼンケンベルグ自然博物館へ

9時の開館と同時に、お目当ての博物館へ。

ゼンケンベルグ自然博物館ってどんなところ?

ゼンケンベルグ自然博物館(Senckenberg Naturmuseum)は、フランクフルトにあるヨーロッパ最大級の自然史博物館です。 約40万点もの展示物があり、特に恐竜の化石コレクションはドイツ国内でもトップクラス!生命の進化や地球の歴史、そして多種多様な動物たちの剥製がズラリと並び、子供から大人まで1日中楽しめる大人気のスポットになっています。

平日ということもあり、館内は空いていてゆったり回ることができました。

【1F】度肝を抜かれる!大迫力の恐竜と古代生物の骨格たち

館内に入ると、目の前には地下へと続く恐竜ゾーンが広がっています。 この1Fのメインホールは、まさにこの博物館の目玉!広々とした空間にそびえ立つティラノサウルスの全身骨格は、見上げると足がすくむほどの迫力です。

大迫力のティラノサウルス!

さらに奥へ進むと、巨大なクジラやマンモスの骨格が壁一面を覆い尽くすように展示されています。このスケール感は日本の博物館ではなかなか味わえません。

他にもこんな驚きの展示がありました。夏休みの自由研究のネタならこのフロアだけで十分すぎます!

【2F】ついに発見!鳥類ゾーンのハシビロコウ

1Fの恐竜たちに後ろ髪を引かれつつも、今回の私の最大のミッションは2Fにあります。右側の階段を上って鳥類ゾーン(Buchmann-Saal)へ。

足を踏み入れた瞬間……私のハシビロセンサーが強烈に反応しました!
3列目の棚から、あの鋭い視線でこちらをじっと見つめているハシビロコウの姿が。

至近距離で観察!ハシビロコウ剥製のディテール

動物園ではなかなかここまで近づけませんが、剥製だからこそ見えてくるディテールがあります。マニアックな視点でじっくり観察してみましょう。

  • 目と嘴: 目は鮮やかな黄色。トレードマークの巨大なくちばしは黒みがかった渋い色合いで、特徴的な斑点模様もしっかり確認できます。
  • 羽の質感: 後頭部のピンと立った冠羽!お腹から背中にかけてのフワッとした羽毛の質感までくっきり残っています。
  • 足先: 普段は草むらや水の中に隠れて見えにくい、大きくてがっしりした足の先。この頑丈な足で、湿地帯を歩き回るんですね。

ハシビロコウの解説プレートを読み解く

展示ケースには、詳しい解説プレートも設置されていました。

ドイツ語での名前は「Schuhschnabel(靴のくちばし)」。英語の「Shoebill」と同じ由来ですね。 解説文には、「靴の形をしたくちばしは非常に強力で、肺魚(ハイギョ)、仔カメ、小さなワニなどの比較的大きな獲物を捕らえる」「アラビア語では『Abu Markub(靴の父)』と呼ばれる」といった内容が書かれていました。

ちなみに展示されていた棚は「Schreitvoegel(サギとその仲間たち/歩き回る鳥)」。ハシビロコウは現在「ペリカン目」に分類されていますが、ペリカンとは隣の別の棚に展示されていました。分類学上の歴史や、見た目の特徴の違いを考えながら見比べるのも面白いですね。

躍動感あふれる展示の数々

ハシビロコウ以外にも、館内は動物好きにはたまらない工夫が随所にありました。

2Fではコンドルやクジャク、オカピ、コモドドラゴンなどが、生きているかのような躍動感あふれるポーズで展示されています。

【3F】昆虫や海中生物など、多様性ゾーン

さらに3Fへと進むと、地球上の生物の多様性を実感できる圧巻のゾーンが広がっています。

生物多様性のゾーン

まず目を奪われるのが、壁を埋め尽くすように配置された多種多様な生物のコレクション!この情報量には圧倒されます。 ハシビロコウはいませんが、奥の方にはサギの骨格標本がいます。

深海ゾーン。天井にリュウグウノツカイがいます

さらに、深海生物の代表格とも言えるリュウグウノツカイの巨大な模型が頭上を泳ぐように展示されていたり、美しい蝶の標本など昆虫類の展示も充実しています。

また、ジオラマ展示も非常に凝っていて素晴らしいです。 険しい岩山を駆け上がるヤギや、雪原を群れで歩くオオカミなど、動物たちが本来暮らしている環境ごと切り取ったような展示は、日本の博物館とはまた違った刺激がありました。

まとめ&次回予告

フランクフルトトランジットの限られた時間でしたが、ゼンケンベルグ自然博物館は動物好き・恐竜好きには絶対に外せない、最高のスポットでした!キッズの自由研究にも、ハシビロコウファンのマニアックな探求にも全力でおすすめできます。

さて、博物館を大満喫した後は、かつてハシビロコウの「マウジ (Mausi)」が暮らしたフランクフルト動物園へ向かいます!ドイツならではの展示方法に驚きの連続でした。続きはこちらの記事へと続きます!

ゼンケンベルグ自然博物館の基本情報
最後に、博物館の基本情報をまとめておきます。フランクフルトに行かれる際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

  • 施設名: ゼンケンベルグ自然博物館(Senckenberg Naturmuseum)
  • 住所: Senckenberganlage 25, 60325 Frankfurt am Main
  • アクセス: 地下鉄(Uバーン)U4, U6, U7「Bockenheimer Warte」駅から徒歩約5分
  • 開館時間:
    • 月・火・木・金: 9:00 – 17:00
    • 水: 9:00 – 20:00
    • 土・日・祝日: 9:00 – 18:00
  • 入場料: 大人 12ユーロ / 子供(6〜15歳) 6ユーロ

※上記は2026年8月時点の情報です。お出かけ前に必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。

海外出張や旅行のついでに、世界のハシビロコウに会いに行きませんか?

今回のフランクフルトのように、トランジットの数時間や出張の合間であっても、工夫次第でハシビロコウに会えるチャンスは意外と作れるものです。日本国内の動物園を巡り尽くした方は、ぜひ海外の施設にも目を向けてみてください!「となりのハシビロコウ」では、海外でハシビロコウが飼育されている動物園をまとめたリストも公開しています。次の海外渡航の予定がある方は、ぜひスケジュールに「ハシビロコウ探訪」を組み込んでみてください!

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この記事を書いた人

ハシビロコウを追い続ける、一児のパパ。出張や家族旅行の合間に各地の動物園を巡るのがマイルール。 2025年には息子を連れてウガンダへ野生観察に行きました。 イベント情報から海外情報まで、幅広いハシビロコウについての情報を発信します。

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