少しずつ秋の気配を感じる今日この頃。吉祥寺で、ハシビロコウ好きにはたまらない素敵な企画展がひっそりと始まっています。「ハシビロコウのふたば まるごとFAN BOOK」の発売を記念した『ハシビロコウとどうぶつ本展』です。
訪れたのは、雨がそぼ降る日曜日。駅から中道通りを歩いて5分ほどの場所にある「MICHIKADO Gallery」は、悪天候も手伝ってか、ゆったりとした落ち着いた時間が流れていました。こじんまりとしたお洒落なギャラリー内には、主役のハシビロコウはもちろん、マヌルネコやラッコなど、日本の動物園でもなかなか会えない希少で愛らしい動物たちの本やグッズが静かに並んでいます。




吉祥寺から始まった「HASHIBIRO LOVERS」の軌跡
「なぜ吉祥寺でハシビロコウ展を?」とスタッフさんに伺ってみると、とても興味深いお話を聞くことができました。もともとこちらのギャラリーのオーナーさんが運営する吉祥寺の雑貨屋さんで、ハシビロコウ柄の生地を使ったグッズを置いたところ、静かな人気を集めたのだそう。
そこから少しずつ「ハシビロコウコーナー」が作られ、大きくなり、ハシビロコウ作家さんたちに声がかかり、今や全国規模で開催されるイベント「HASHIBIRO LOVERS」へと育っていったのだとか。「チコちゃんに叱られる!」のキョエちゃんに間違われる!なんて事もあるそうなのですが、今やすっかり知名度も定着しました。吉祥寺がハシビロコウ人気の温かい原点だったと知り、なんだか嬉しい気持ちになります。
全国のファンが集う「HASHIBIRO LOVERS」とは?
吉祥寺の小さな雑貨屋さんのコーナーから始まり、今や全国のハシビロコウファンを熱狂させる一大イベントへと成長した「HASHIBIRO LOVERS」。個性豊かな作家さんたちの愛あふれる作品が一堂に会する、ファンにとっては見逃せない特別な祭典です。イベントの成り立ちや過去の開催の様子など、さらに詳しい魅力はこちらの記事でご紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!

写真家・南幅俊輔さん直撃!熱気あふれる制作の裏側
そしてこの日は、写真家の南幅俊輔さんご本人が在廊されており、直接貴重なお話を伺うことができました!
名著「ハシビロコウのすべて」を出版された当時は、とにかく世の中にハシビロコウの情報が少なく、お住まいの区の図書館で鳥関連の本を借りては調べ上げるという地道なご苦労があったそうです。そんな情熱から生まれた一冊が、東京都のハシビロコウ推しの影響もあり、発売から7年の時を経て重版がかかったとのこと。最前線にいる方から直接お話を聞けるのは、ファンとしてこの上ない喜びです。
また、老舗道着メーカーの東海堂さんとの異色のコラボ、ZOO DOJOのキャラクター「ハシビロ先輩」の優しい誕生秘話も。全国の子供向け空手大会で、昔ながらのいかつい「押忍」と書かれた白Tシャツの代わりに、親御さんが親しみやすいようにと作られたのだそうです。ZOO DOJOの公式Instagramでは4コマ漫画も多数公開されている様子も教えていただきました!ハシビロコウが様々なところでキャラクターとして活躍していて、嬉しい限りです!
ウガンダの写真撮影の過酷なリアル
以前購入した南幅さんの撮影した写真について伺うと、「UWEC(ウガンダ野生動物教育センター)の個体」だという嬉しい答え合わせもできました。南幅さんのウガンダ撮影は4日間の強行日程で、マバンバ湿地で2日間粘って野生個体を2羽観察できたものの、遭遇できなかったとの事。また、UWECでの1日はキリンなど他の動物には目もくれず、ハシビロコウだけに全集中してシャッターを切ったとのこと。プロの凄まじい執念に圧倒されます。
以前購入した南幅さんの写真について: 四ツ谷の隠れ家ギャラリーで出会った「ピンクの背景のあの子」
以前、四ツ谷の隠れ家ギャラリーで開催された南幅さんの写真展へ足を運んだ際のレポートです。空間に満ちていたファンたちの「静かなる熱狂」と、そこで一目惚れしてお迎えした「ピンクの背景のあの子」について綴っています。今回の吉祥寺でのご本人との対話で、なんとこの子がウガンダのUWECの個体だと判明し、さらに思い入れが深まりました。展示の熱気と購入時のエピソードは、ぜひこちらの記事をご覧ください。

ウガンダ遠征記!野生とUWECのハシビロコウに出会う旅
南幅さんも過酷な撮影に挑んだウガンダの地へ、実際に足を運んでハシビロコウに会いに行った際の旅行記です。広大なマバンバ湿地で野生の姿を探し求めた興奮や、UWECでの忘れられない出会いなど、まさに一生モノの体験をぎゅっとまとめています。現地ならではの空気感やリアルな観察エピソードにご興味がある方は、ぜひこちらも覗いてみてくださいね。

今回の戦利品とポストカードのプレゼント
今回の戦利品は、迫力満点の「ハシビロコウカレンダー2027」と「ハシビロ先輩」のシール。さらに1,000円以上の購入特典として、松江フォーゲルパークのフドウくんのポストカード(白壁バックの美しいモノクロ版)もいただきました。松江の展示場は真ん中の部屋の白壁がまるでアートギャラリーのように綺麗に撮れる絶好のスポットだそうで、いつか愛機を持ってゆっくり遠征してみたいものです。


\南幅さんの写真が使われている「ハシビロコウカレンダー2027」はネットでも購入できます!/
会期は2026年9月23日(水)まで。ハシビロコウへの愛とこだわりが詰まった心地よい空間へ、ぜひふらりと足を運んでみてください。
イベント開催概要
- イベント名:ハシビロコウのふたば まるごとFAN BOOK発売記念!「ハシビロコウとどうぶつ本展」
- 開催期間:2026年9月5日(土)〜 9月23日(水)
- 営業時間:11:00 〜 19:00(※最終日は17:00まで)
- 会場:MICHIKADO Gallery(ハンコレ吉祥寺 1F)
- 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-20-8(吉祥寺駅より徒歩5分、中道通り沿い)
公式Instagramはこちら:

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