ハシビロコウはどこで会える?国内8施設・全15羽の性格と見分け方【2026年10月最新】

「動かない鳥」として知られ、その独特な佇まいと鋭い眼光で人々を魅了してやまないハシビロコウ。2026年10月現在、日本には8つの施設に15羽のハシビロコウがいます。世界的には多い数ですが、会える場所は限られています。有名なのは関東なら上野動物園、関西ならば神戸どうぶつ王国でしょうか。

本記事では、日本全国でハシビロコウを飼育している全動物園に加え、骨格標本や剥製展示があるスポットを徹底解説します。

目次

実は日本はハシビロコウ大国!

意外に知られていない事実ですが、世界中の動物園で飼育されているハシビロコウは、わずか40羽ほどしかいません。そして、驚くべきことに、そのうち15羽がここ日本にいます。

つまり、世界のハシビロコウの約4割が日本で暮らしていることになります。日本は世界的に見ても稀に見る「ハシビロコウ大国」なのです。これほど多くの個体を国内で観察できるのは、日本の動物園の飼育環境や注目度の高さゆえと言えるでしょう。

Q. 日本に野生のハシビロコウはいる?
いません。野生のハシビロコウはアフリカ中部〜東部の湿地にのみ生息しています。野生の姿を見たい方は野生のハシビロコウに会える場所へ

日本国内でハシビロコウに会える動物園一覧

現在、国内では8つの施設で個性豊かなハシビロコウたちに会うことができます。

上野動物園(東京)

日本最多の飼育数を誇る、ファンにとっての「聖地」です。

千葉市動物公園 (千葉)

現在、工事のため展示は休止中ですが、SNS等でバックヤードにいるハシビロコウ達の様子を発信しています。

  • 飼育個体: 2羽 (しずか♀、じっと♂)
  • 見どころ: リニューアル前は比較的近距離で観察できるのが特徴の展示場でした。メスのしずかは、国内で唯一の産卵を経験している個体です。落ち着いて見られる環境で、写真撮影にも向いています。

那須どうぶつ王国(栃木)

比較的新しめで、環境の良さと行動観察がポイントです!

  • 飼育個体: 1羽 (ボンゴ♂)
  • 見どころ: 屋内展示で、フラミンゴやワオキツネザルと一緒に共生展示されています。柵が無いので写真も撮りやすく、飼育員さんもエリアに複数人いるので質問もしやすいです。比較的空いていて、関東からの「旅行先」としておすすめです!
那須どうぶつ王国のボンゴ(2026年5月撮影)

掛川花鳥園 (静岡県)

写真集にもなった「ふたば」が生息している事で有名な動物園です!

  • 飼育個体: 1羽 (ふたば♀)
  • 見どころ: SNSや写真集でも大人気の雌、ふたばが1羽で暮らしていることで有名です。全天候型の温室施設であるため、天候を気にせずにハシビロコウに会えます。ただ、小屋の中にふたばが籠ってしまう事もしばしば。

お詫び: ふたばちゃんの写真について
掛川花鳥園のルールにより、ふたばちゃんの写真を直接掲載することができません…(涙)。今回は私が作成したイメージイラストでお楽しみください!許可があれば掲載可能なようなので、ブログがもう少し育ったら、正式に取材依頼をお願いしようと思います。

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神戸どうぶつ王国(兵庫)

自然に近い環境で展示されており、飛翔や捕食行動が見られることもあります。

  • 飼育個体: 3羽(マリンバ♀、サカラ♂、クラル♀)
  • 見どころ: 湿地帯を再現した広大なエリア「Big Bill」にて、3羽がより自然に近い姿で展示されています。環境が整っているため、運が良ければハシビロコウのダイナミックな飛翔や捕食行動を目撃できることもあります。ネットや柵もないので、写真も撮りやすいです!

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めっちゃおもろい動物園(滋賀県)

大通り沿いの路面店にあるユニークな屋内動物園。驚くほど至近距離で対面できるのが特徴です。

  • 飼育個体: 1羽(はっちゃん♂)
  • 見どころ: 田舎の屋内動物園という全国的にも珍しいスタイルで、雄のはっちゃんが暮らしています。一般的な動物園とは一味違う、生活圏の中での至近距離体験ができるユニークな施設です。

高知県立のいち動物公園(高知県)

自然に近い広い展示が特徴。地方ながら、貴重なハシビロコウ展示施設の一つ。

  • 飼育個体: 2羽(ささ♂、カシシ♀)
  • 見どころ: 自然豊かな広々とした放飼場。個体名がしっかり書いてあるのも観測しやすいポイントです。非常に落ち着いた環境の中、のんびりと佇むハシビロコウ本来の姿を観察するのに最適です。

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松江フォーゲルパーク(島根県)

花と鳥のテーマパークとして、比較的ゆったりと観察できる環境。

  • 飼育個体: 1羽(フドウ♂)
  • 見どころ: 国内で最も新しくハシビロコウが仲間入りしたスポットの一つ。全天候型のパークでじっくり観察できます。

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【コラム】はるばる日本へやってきた軌跡
今でこそ日本の動物園の大人気者となっているハシビロコウですが、彼らが日本の地を踏むまでには、海を渡る長い旅路がありました。一羽一羽が持つ「来日までのストーリー」や、日本の飼育における歴史的背景を知ると、動物園での観察がさらに奥深いものになります。彼らがどこからやってきたのか、その知られざるルーツをまとめました。

\日本にいるハシビロコウたちのルーツ・出身地についてはこちら!/

貴重な姿を学べる「剥製・骨格標本」展示施設

生きた姿だけでなく、その身体の仕組みを詳しく知ることができる貴重な展示もあります。

我孫子市鳥の博物館 (千葉県)

ハシビロコウの剥製や骨格標本を所蔵。年に数回の企画展などでその姿を現します。

伊豆シャボテン動物公園 (静岡県)

かつて世界最高齢(推定50歳以上)として愛された伝説の個体「ビル(♀)」の標本が展示されています。

豊岡市立コウノトリ文化館(兵庫県)

貴重な部分剥製が展示されており、その特徴的な質感を観察できます。

国立科学博物館(東京都・上野)※特別展・企画展のみ

日本を代表する総合科学博物館ですが、実はバックヤードに大変貴重なハシビロコウの「本剥製標本」を所蔵しています。普段は筑波の収蔵庫に保管されているため常に見ることはできませんが、2024年に開催された特別展「鳥」などの大きなイベントの際に、満を持して表舞台に特別展示されることがあります。[注意: 常設展示ではありません]

展示される際は、最新の学説に基づいたこだわりのレイアウトで配置されるため、ファンならずとも必見の価値があります。過去に特別展示された際の圧倒的な姿や、上野だからこそできる「博物館×動物園」のハシゴ旅ルートについては、以下のレポート記事で詳しくご紹介しています。

最後に

日本は世界でも稀に見る「ハシビロコウに出会えるチャンス」が多い国です。あの独特な眼光や、時折見せる愛らしい仕草は、実際に足を運んでこそ味わえる感動があります。ぜひ、お近くの施設や、旅行を兼ねて遠くのハシビロコウたちに会いに行ってみてください!

なお、ハシビロコウは非常にデリケートな鳥です。個体の体調により急遽展示がお休みになることもあります。お出かけ前には必ず各園の公式SNSやHPをチェックしましょう!

🎒 さあ、推しに会いに行く準備をしましょう!

2026年に神戸から那須どうぶつ王国へ帰ってきたボンゴなど、次のお休みに会いに行くお目当ての個体は決まりましたか?動物園での長時間の観察(待ち時間!)を快適にする便利アイテムや、遠くからでもあの鋭い眼光を逃さず捉えるためのグッズなど、「大人の推し活」のテンションを上げる必携アイテムを厳選しました。

また、動物園で会うだけがハシビロコウの楽しみ方ではありません!よりハシビロコウの世界に浸りたい方は、こちらの楽しみ方ガイドをご覧ください!

あわせて読みたい:海外のハシビロコウ完全ガイド
海外のハシビロコウにも会ってみたいですか?全世界の飼育施設を網羅したハシビロコウが見られる動物園リストはこちらからチェック!

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この記事を書いた人

ハシビロコウを追い続ける、一児のパパ。出張や家族旅行の合間に各地の動物園を巡るのがマイルール。 2025年には息子を連れてウガンダへ野生観察に行きました。 イベント情報から海外情報まで、幅広いハシビロコウについての情報を発信します。

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